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札幌市内に11店を構える「Choi」グループの最新店舗「いぶしかもし酒場Choi」が人気。燻製・発酵つまみ・日本酒が味わえる

狸小路商店街を西へ。アーケードが途切れた先にある「いぶしかもし酒場Choi」
店内はテーブル席のほかにカウンター席も完備。一人飲みもしやすい
2台の燻製器で日々メニューを作っている。食材によって調理法も変えている
めんたいこの燻製(500円)。温燻で仕上げるため、しっとり感は残っている
笑顔で来店を待つ社長の小笠原修平氏(中央)と店長の中鉢勇輔氏(左)、女将の東樹夕紀氏(右)

好調の「Choi」。11店目はテラス席も設け、過ごしやすい空間に

70種類以上の日本酒と、店内で燻した燻製が味わえる「いぶしかもし酒場Choi」が昨年9月4日、札幌・狸小路にオープンした。運営するのは札幌市内で「Choi」の名前を冠した店舗を11店運営するキャッチーラボ。

Choiの1号店である立喰酒場Choiは2008年10月にオープン。わずか3坪という極小店舗ながら、「酒場と人」とのつながりができたことで知名度を上げてきた。同社代表の小笠原修平氏は今回、燻製と日本酒をコンセプトにした「いぶしかもし酒場Choi」をオープン。同グループでは初の2フロアの店舗でテーブル席、カウンター席、テラス席を合わせて、62席を用意した。

日本酒と燻製は人気がある

提供する燻製料理はすべて店内調理。厨房に設置された2台の燻製器を使い、熱燻、温燻、冷燻を行っている。使用する燻煙剤は桜、ヒッコリーなど食材に合わせて変えている。メニューは店長である中鉢勇輔氏が考案しており、自家製燻製や発酵つまみなどのレギュラーメニューのほか、旬の食材を利用したメニューを月替りで提供する。取り扱う日本酒は常時70種類以上。なくなり次第、新たな日本酒を仕入れるため、訪れるたびに新たな日本酒を楽しめるのも特徴だ。

近年札幌では日本酒バーなど日本酒を売りにした店が多数登場しているが、小笠原氏は日本酒バーにはしたくないと話す。「日本酒バーの多くはマニアックな売り手がいるか、品揃えが豊富かのどちらか。たくさん揃えるだけで人が入るイメージはなかったし、必要とされていないと感じていました。ただ、4号店の『くんせいとお酒の店Choi』で、燻製と日本酒をかけ合わせたときに人は来てくれることがわかっていたので今回は燻製と日本酒をコンセプトにしました」(小笠原氏)。実際に同店はグループのなかでも売上上位だという。

「いぶかも」と呼ばれることを目標に

狸小路8丁目エリアは、こだわりを持った店が立ち並ぶエリア。「いぶしかもし」という店名は小笠原氏が命名。燻製と発酵の店というコンセプトから着想を得た。「『くんせいとお酒の店Choiたぬはち店』では、既存店と同じ店名だからなんかつまらない。燻製だから燻すし、発酵だから醸す。だから『いぶしかもし』。店長とは『いぶかも』って呼ばれようぜ、と話した」(小笠原氏)。現在では常連を中心に「いぶかも」と呼ばれているという。

居心地のいい場所を求めて訪れてくれる

小笠原氏は2008年、広告業として独立。独立後に豊平区・平岸ゴールデン街のプロモーションを担当。プロモーションを担当するなか、「独立前に担当した仕事で、立地は同じで味のクオリティに大差がないのに流行っている店、流行っていない店があることがわかった。その要因は魅力が伝わっていないことが要因ではないかと考えた。これまで飲食店などにもっとこうしたほうがいい、効果が上がると今まで伝えてきたが、実体験はなかった。自分が提案することが本当かを確かめる、『広告のショールーム』として始めた」(小笠原氏)と開業のいきさつを話す。1号店を開業したのはプロモーションに関わった平岸ゴールデン街。3坪、家賃2万4,000円という物件だったため、省スペースで飲食できる立ち飲み業態に設定。また、誰が作っても同じ料理が提供できるよう蒸し野菜を中心に据えた。狭い店舗で客や店員との距離も近かったことから、『酒場と人』とのつながりができたことで、じわじわと知名度が向上。運営を続けるなかで、集客への手応えを感じたこと、売上が好調でも喜びを分かち合う仲間がいないことを寂しく感じ、2号店の出店に踏み切った。

現在は11店舗になったグループだが、当初から「居心地のいい場所を作り続ける」というコンセプトは変わらない。店舗数が増えるに連れて、店舗だけでなく、グループにファンが定着してきたという。

「グループの新しい店ができると、常連が訪れてくれるんです。(店舗が多くて)『周るのが大変』なんてことも言われるんですよ。お願いしているわけじゃないんですけどね」と笑いながら話す小笠原氏。居心地のよい店を作り続けることで、常連客がサポーターになってくれている。Choiグループを周ることを常連も楽しんでくれているという。

今後の展開について小笠原氏は「常に新しい物件情報はチェックしている。人の往来があるところに出店していきたい」と話す。新たな社員も採用し、拡大していく予定だ

(取材=中田 徹)

店舗データ

店名 いぶしかもしChoi酒場
住所 札幌市中央区南2条西8丁目4-7
アクセス 地下鉄・すすきの駅から徒歩8分
電話 011-215-0785
営業時間 16:00〜24:00
定休日 日曜日、第二月曜日
坪数客数 30坪62席
客単価 3000円
運営会社 キャッチーラボ株式会社
オープン日 2018年9月4日
関連リンク 札幌一人のみのChoiグループ
関連リンク いぶしかもし酒場Choi(HP)
関連リンク いぶしかもし酒場Choi(FB)
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報は店舗にご確認ください。

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