2月14日(日)に【昼も、夜も、豆な一日】というイベントが行われました。今回で2回目となるこちらのイベントは、北海道の地豆を中心に「豆」にまつわる美味しい食べ物や飲み物、そして雑貨や音楽を楽しむことが出来るイベントなのです。
面白いのは入場料500円を支払うと、入場パスとして豆なお米2合がもらえること。こちらがあれば1日に何度でも出入り可能なわけです。ちなみに前回は豆模様の手ぬぐいでした。お米はちょっと重いけど、実用性はあるのでかなり喜ばれたのではないかとも思います。
「茶月斎」という中華料理店がメイン会場で、こちらは立食のため、茶月斎と同じフロアにある飲食店も15時を過ぎた辺りから開放し、座って楽しむことも出来るようになっていました。
お料理は、今回のイベントに賛同した近隣の飲食店がそれぞれ、“豆”を使用した料理を用意。値段は200円~700円くらい。
茶月斎初め、グリやツバキホールなど市内でも人気の店舗が出店して、この日のために用意したスペシャル豆料理を味わえるということで、開催前から話題になっていましたよ。
このイベントは、昼飲み出来るのも人気ですが、開催時間が11~20時ということもあり、お酒を飲まない方も楽しめるよう、スイーツやコーヒーもあり、小学生以下は入場料無料ということもあり、ファミリーで楽しむ姿も見受けられます。
全国的にもパンは人気があると思いますが、色々な店のパンを集めた「パンマルシェ」は、北海道でもやはり、人気です。
今回は豆パンというくくりの中で、札幌市内でも人気ベーカリーのパンがんならんでおりました。
写真は札幌のパン好きなら一度は耳にしたことがあるであろう、【ブーランジェリー コロン】の黒豆とほうじ茶のリュスティック(300円)
まだまだ抹茶ブームではありますが、ジワジワと“ほうじ茶”味のパンやスイーツが増えていますね。個人的にも最近は、ほうじ茶味の方が惹かれます。
豆な器と雑貨雑貨、そしてクラフトなどの販売。さらには空間子心地良く盛り上げてくれるアコースティックLIVEなども。。
イベントは決して儲かるものではないと、少なからずイベントに携わったことのある私は感じております。ですが、同じ目的を持った方々が集まり、自分たちも楽しんでイベントに参加するという思いがあれば、成立するものだと常日頃から思っております。
SNSの普及で、一昔前より飲食店同士の交流も盛んになってきたのは事実。
特に広すぎるほどの距離がある北海道は、SNSでの交流と、このようなイベントが増えたおかげで距離が縮まってきたと感じています。
北海道にはこんなにも多くの豆があり、生産量も全国一なはずですが、意外に地元での消費量は少なく、若い人ほど豆はあまり食べない。現に私も、昔はそれほど食べていなかった気がします。
北海道の食に携わるこのと多い今の仕事になってから、豆を意識し、さらに豆を美味しく感じることが増えた気がします。
そんな“食”を意識させること、楽しませることが飲食業界(特に生産者が近くにいる北海道は)には必要なんだと思えたのです。
編集長ブログ
2016.02.15
【昼も、夜も、豆な一日2016】で感じたこと
オサナイミカ
札幌生まれ・札幌育ち。(株)リクルートが創刊したフリーペーパー・サンロクマル(現ホットペッパー)札幌版で11年間、飲食店や美容室の新規営業を行い、2007年4月、WEB情報サイト・札幌100マイルの編集長として就任。一時、出産で編集部を離れるも、スタート時から綴っている編集長ブログ、“オサナイミカのつぶやき”は書き続けた。2014年、サイトリニューアルに伴い、編集長に復帰。