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編集長ブログ

WINTER GOURMET FESTA 2016 @星野リゾート トマム

PROFILE

オサナイミカ

オサナイミカ
札幌生まれ・札幌育ち。(株)リクルートが創刊したフリーペーパー・サンロクマル(現ホットペッパー)札幌版で11年間、飲食店や美容室の新規営業を行い、2007年4月、WEB情報サイト・札幌100マイルの編集長として就任。一時、出産で編集部を離れるも、スタート時から綴っている編集長ブログ、“オサナイミカのつぶやき”は書き続けた。2014年、サイトリニューアルに伴い、編集長に復帰。


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2月27日(土)・28日(日)に北海道勇払郡占冠村中トマムにある、星野リゾート トマムにて行われた、【WINTER GOURMET FESTA 2016】
昨年に続き、2回目の開催である今回は、北海道庁とのタイアップ事業として、北海道各地の料理人そして生産者がタッグを組み、北海道ならではの食のおいしさを追求する趣旨のもと行われたようです。

 

 

このイベントは、“北海道の食材を多くの消費者に伝えるために、生産者と飲食店がタッグを組んで、さまざまな食の発信を行う団体”である、NPO法人 北海道アグリキャラバンが共催となっております。

ちなみに北海道アグリキャラバンは2015年秋に、道産肉の素晴らしさを伝える「カルネサミット」も企画し、札幌市内23店舗と生産者でイベントを大いに盛り上げた実績があります。

27日の18:30~20:30は、“北海道グルメライブ”と称した、6人のシェフが全道各地の選りすぐりの食材を使用して作った前菜とメイン料理を、北海道産ワインのマリアージュを楽しむ夕べ。

会場となりました、星野リゾート トマム内にある、森のレストラン ニニヌプリは、総席数380席の、ビュッフェスタイルのレストラン。

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レストランに入る手前の渡り廊下から、ワクワク感が高まってきます。
そして会場に入ると目に飛び込んでくる、ライトアップされた木々!初めて来られた方は確実に圧倒される空間なのです。北海道民の私ですら、何度来ても息をのむ景色だと思います。

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席に着く前にウェルカムドリンクである、北海道ワイン・おたるケルナースパークリングを受け取り、席へ
こちらのワインは、香りは甘いのですが、味わいは辛口で、食前酒にもピッタリなワイン。
IMG_2697座席には【北海道グルメライブ】の楽しみ方と記載されたカードがあり、今回提供される料理名も記載されておりました。
ビュッフェスタイルではありますが、1品に付き1皿でお願いしますという注意書き、そしてデザートのみ座席まで運んでくれるスタイル。

 

 

 

 

 

 

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今回用意された道産ワインはウェルカムスパークリングを除く4種。十勝ワイン 洞寒セイオロサム(白)/月浦ワイナリー 月浦ミュラー・トゥルガウ(白)/ふらのワイン シャトーふらの(赤)/千歳ワイナリー 北ワインケルナーレイトハーベスト(甘口 白)

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今回の料理に合わせて、星野リゾートのソムリエ・菊池氏と、NPO法人ワインクラスター北海道 代表のシニアソムリエ阿部氏がセレクト。

 

 

 

 

 

 

 

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まずは星野リゾート トマムの総料理長:熊野氏による、北海道全域の食材を使用した前菜たち
●雪下人参のペースト バフンウニ添え ●松川鰈の羅臼昆布〆 山ワサビ添え ●耳づりホタテの銀聖包み ●道産米ななつぼしのライスサラダ 鮑添え ●かっぱ健卵とゆり根の冷たいフラン ●北里八雲牛 千本ねぎ射込み ●3種のジャガイモのサラダ(自然栽培さやあかね、シャドークイーン、ノーザンルビー) ●大地のめざめ~折笠農場の「さやあかね」と大熊養鶏場「かっぱの健卵」のソースと共に~
※この中から一人2品までセレクト

 

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[札幌]トラットリア・ピッツェリア テルツィーナ オーナーシェフ:堀川氏は、前菜に東鷹栖にある“のなか農園”の四季成りのイチゴ「瑞の香」を使用した、コンフィと生ハムのカクテル仕立て。

そしてメインには比布産千本ねぎとかっぱの健卵のカルボナーラソースで食べる 愛別産 有機栽培ゆめぴりかの焼きリゾット。

 

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[札幌]リッチ クッチーナイタリアーナ シェフ:川崎氏は前菜に、新ひだか三石産 まつもと牧場の黒毛和牛「こぶ黒」ととかちマッシュのミルフィーユ。

メインは「こぶ黒」と福白金時豆のラザーニャ。

 

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[札幌]宮の森ミュージアムガーデンレストラン コント・ドゥ・フエ総料理長:田口氏は前菜に、八雲産 耳づりホタテのマリネと留寿都産 雪下人参と牛蒡のイマジネーション。そしてメインは干し草で燻した北里八雲牛とビーツのミートローフ 小栗さんが作った心温まるチーズを添えて。

 

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P1610922[札幌]サヴール オーナーシェフ:金田氏は前菜に、羅臼産ドスイカのグリルと中長鶉豆のフォンダン。

メインはスケソウダラと羅臼昆布のヴァプール バフンウニと昆布フュメのソース ヴァン ブラン。

 

 

 

 

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[帯広]十勝ヒルズ レストランヴィーズ ヘッドシェフ:ヴィクトル氏は前菜に、ポテト フューゼレーク。

そしてメインにはボーヤシープのグリル 折笠農場シャドークィーンのクリームと白いんげん豆のシュテルツ ショプロン風

 

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上記以外にも、とかちマッシュや玉ねぎのスープ(とにかく濃厚!)があったり、テーブルに乗りきらないほどの料理が提供されました。

しかも本当にライブ感がありました!!

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広い会場なので、LIVEカメラも入り、スクリーンに映し出されて作り上げるところを見せてくれたり、生産者の方も会場内を回ってくれていて、食材の説明を愛情たっぷりの会話で説明してくれました^^

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デザートのサーブは圧巻でした!

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シェフやスタッフが一斉に会場へ素早くデザートを届けてくれるのです。
ちなみにデザートは星野リゾート トマム、熊野総料理長のイチゴタルト仕立て。もちろん、野中さんの四季成りのイチゴ「瑞の香」を使用。改めてイチゴの美味しさを実感。。 


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P1610908〆のあいさつには、シェフ、生産者、スタッフなど、全員が並んでくれました。

本当にすがすがしい表情

 

 

 

 

 

 

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ラストはシェフ・生産者そして参加者全員で記念撮影
やはりおいしいものを食べた後の表情は本当に素晴らしい!そしてその空気を感じたシェフや生産者、スタッフ全員の表情が笑顔だった事は言うまでも有りません。
体感して改めて感じた、北海道の食のパワー。もう、どこにも負ける気がしません!

来年はどのようなスタイルになるのか、すでに来年に向けての戦略会議は始まっているはずですので、またレポートさせてただきたいと思います。

 

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