飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム北海道」

編集長ブログ

札幌中心部でビジネスランチをした時に思ったこと

PROFILE

オサナイミカ

オサナイミカ
札幌生まれ・札幌育ち。(株)リクルートが創刊したフリーペーパー・サンロクマル(現ホットペッパー)札幌版で11年間、飲食店や美容室の新規営業を行い、2007年4月、WEB情報サイト・札幌100マイルの編集長として就任。一時、出産で編集部を離れるも、スタート時から綴っている編集長ブログ、“オサナイミカのつぶやき”は書き続けた。2014年、サイトリニューアルに伴い、編集長に復帰。


仕事柄、打ち合わせも兼ねたランチを札幌中心部の飲食店で摂ることも多いのですが、意外にお店選びに困ります。

オフィス街のランチは、ほとんどの方が12:00~13:00の間の、だいたい50分弱以内に完了させてオフィスに戻らなくてはいけないので、どちらかというとスピード重視、そして出来ればワンコインというところがほとんどです。(最近は老若男女関係なく、ランパス=ランチパスポートが大流行)

が、打ち合わせを兼ねていると、回転率を気にせず、会話も落ち着いて出来るところを重要視します。そうなると、イタリアンやフレンチなど、コース仕立てで出てくるところに落ち着くことが意外と多いのですが、札幌中心部のその手の飲食店はその需要があまりないのか、微妙に残念な思いをすることがあるのです。

例えばその店で一番高いランチコースをオーダーした時、「こちらは少々お時間がかかってしまいますが、それでも宜しいでしょうか?」と、あまりオーダーして欲しくないような回答がきたことがありました。それなら最初からそのコースをメニューに載せるべきではないし、要予約などと注意書きをしてほしいなと、なんとなく腑に落ちなかったのです。

次は、努力はしているのだろうけど細かいところがお客様目線でなく、味が美味しかっただけに、非常に残念だったお話し。オーダーしたのはそのお店で一番高い2000円のコース。前菜2種と魚のスープ、肉料理。+コーヒー(デザートは別料金で追加可能)

まず前菜を盛っている皿がナイフとフォークを使用するのには少々使いにくい。
肉料理は彩りが非常にもったいない状態。緑の野菜を一つ添えるだけでも全然違うと思ったのですが、それをスタッフ同士でも気にならなかったのかということ。
料理は美味しいのはもちろんですが、見た目が非常に大事。2000円のコースであればなおのこと。

どちらのお店も美味しかっただけに、もっとお客様に満足いただけ店になるのではないかと、期待の意味も込めて記載させていただきました。

北海道は食の宝庫。“美味しい”にもう一味、“感動”のスパイスを添えて欲しいと思います。


編集長ブログ一覧トップへ

Copyright © 2014 FOOD STADIUM HOKKAIDO All Rights Reserved.